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わたしたちは人を「裁けるべき」人?/SNS暴力 [読んだ漫画/本/雑誌の感想]

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SNSでの炎上の問題。
それを通した加害者と被害者のことについて書いています。


インタビューにこたえた加害者はみんな、「軽い気持ち」で書き込んでいる。
理解してほしいと思っているくせに本人には届かないと思い込んでる。

インターネットは人がいてこそ使える便利なもの。
「みんなに意見を聞いてほしい」「賛同してほしい」って思ってるくせに本人が反論するとビビる。

かげで悪口を言っているくせにまわりまわって本人に届くことを考えていない人たちでした。
人がつかっている介在しているものはすべてつながっているのに。

他人にとどくものは理性が70%ぐらい占めているべき。
できないならノートにでも書いておくべきなんでしょうね。

「ひとりごと」ならだれにもわかられないだろうけれどその分、誰も傷つかないし否定はしません。

開成中学・高校の生徒の言葉にハッとさせられました。

「『中傷を書いたやつが悪い』で終わるのではなく、『僕も書いてしまうかもしれない』というところまで考えてほしかった」

だれでも感情的になってしまうもの。
「自分のなかの」正義に反していると感じたらなおさら。

それは人間として当たり前だ。ということを認めることが大事なんですよね。
当たり前ではあるけれどもそのことを理由に他人を傷つけていいことにはならない。

どうして私はこの出来事でこんな感情を起こしたのだろう?
どこが問題点だと感じ、怒りを感じたのだろう?

私はどこかでこの人を不当にかわいそうだと思っていないだろうか?

そういう具体的な疑問を持って投稿することが大事。

私たちは司法ではない。
人は人を「正しく」裁けのだからルールを知っている裁判官にまかせるべきなんです。

手軽に書き込めるSNSだからこそ考えてみようとおもいます。


タグ:SNS
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