俺ではない炎上/浅倉 秋成 -選択するということは誰かとぶつかるということ- [読んだ漫画/本/雑誌の感想]
■あらすじ
ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。
まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。
会社も、友人も、家族でさえも。
ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。
必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。
だまれた!!!
ブックマちゃんで知って読んでみました。
中盤までは普通に逃走劇かな?って思ってました。
でも後半になっていくとめっちゃ混乱。
私の中に出来上がった人物像が崩されました。
主に夏実に騙されましたよ~~~。
おのれ、小学生ちゃうんかいぃ!
でも確かに「小学生なう」とは言ってなかったわ・・・と思いなおしました。
正しさとは
正しさとは?正義とは?と思いました。
自分の正義は他人とって正義でもなければ常識でもないんだな、って思いました。
私はそういうことを考えず振りかざして殴りつけて押し付けるタイプなので心が痛い・・・。
本来は他人とのコミュニケショーンの中で折り合いをつけるものなんでしょうね。
コミュ力苦手だからこそ面倒がってしまう性根を呪うぜ。
他人には背景や事情があることを思い浮かべましょう(自戒)
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