いざ痩せたら他人の態度、変わり杉内www/燃える息@パリュスあや子 [読んだ漫画/本/雑誌の感想]
あらすじ
“依存”ד五感”、彼は私を、彼女は僕を、止められない。
現代人の約七割が、依存症!?盗り続けてしまう人、刺激臭が癖になる人、運動せずにはいられない人、鏡をよく見る人、緊張すると掻いてしまう人、スマホを手放せない人―抜けられない、やめられない。
小説現代長編新人賞受賞後第一作!人間の衝動を描いた新感覚の六篇。
わかっているのにやめられない
ジェーンブライド・バナナパフェが一番、ドキッとしました。
ダイエット目的で始めた運動せずにはいられない芙美香が主人公です。
私もMAX78kg⇒MAX44kgという大成功をしました。
方法は食事を減らして運動は通勤時に歩くくらいでほぼしていないに等しい。
だから芙美香と同じように体は貧弱というかいびつ。
うすうすそのことにも気付いているのに成功体験を得ちゃってるものだからやめられない。
まさにドーパミンドバドバです。
1度体重が増えるとそのまんま堰を切ったように増えちゃうんじゃないかって不安になるんですよね。
強迫観念に近いかも。
成功体験⇒不安って単純な不安より厄介。
私は羨ましがられるべき!!!
芙美香は「愛されるぽっちゃりキャラ」を求められるまま演じざるおえませんでした。
そうしないと「和」から外される「不安」があったんでしょうね。
私もそうだったし。
「褒められるべき」「綺麗だとうらやましがれるべき」って上から目線の自尊感情だけはクソデカなんですよね。
そんな心情を説明せず自然に表現されていて震えあがりました。
思わずキレイな体になれるかな?と思ってパーソナルジムを検索したくらい(笑)
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