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子どもにはただただ優しい世界で合って欲しい/かぞえきれない星の、その次の星 [読んだ漫画/本/雑誌の感想]

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★あらすじ


さみしさは消えない。でも、希望は、ある

かぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。
ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――


感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは……。 「こいのぼりのナイショの仕事」「こいのぼりのサイショの仕事」
大切で大好きな相手であればあるほどいまは会えない。父と娘は、画面越しで会話する。 「天の川の両岸」
ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。「日本人らしい」っていったい何だろう――。 「コスモス」


「星のかけらには、さみしさが埋まってる」
夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語

「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」

■何も考えなくてもいい時期


「原っぱに汽車が止まる夜」が印象的でした。

深くて痛い事情を持った子供たちが夜の間だけ現れる原っぱで遊ぶ話です。
遊具もないからただ走り回って遊んで休憩するだけ。

「銀河鉄道」が止まるまで・・・。

子供は「何も考えなくても過ごせる時期」であってほしいと思っています。
特にムダなことを考えがちな思春期の中学生までは。

私自身、いじめにあってしんどい思いをしました。
ヘタをしたら原っぱを走っていたかもしれません。

小学生でも思うことはあるし考えることもある。失敗もある。
だからといって同級生や大人に追い込まれるまで考えこませることはあってはなりません。

人間関係でもなんでも失敗が許されて欲しいです。

こういう原っぱがなくなるくらい「子どもの失敗」はある程度は許されて欲しいです。


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