堺市美術館の「豊臣秀吉と堺」に行ってきました!大坂は金のなる木!? [日記]
大阪・堺にある堺市美術館に行きました。
「豊臣秀吉と堺」という企画展がやっていて面白かったですよ。
⇒企画展「豊臣秀吉と堺」 <令和3年6月22日(火曜)~7月11日(日曜)>
聚楽第はただの見栄のためじゃない
聚楽第行幸図屏風をはじめとした特別な資料が展示されていました。
「聚楽第行幸」というのは2度あります。
1度目は秀吉が関白になり天皇を招待したとき。
2度目は豊臣秀次が後継者になったためお披露目したときに天皇を招いたときです。
どちらも天皇を招待しているため豪華にする必要があったんです。
写真は撮れませんでしたがお金を相当に持っていることがうかがえました。
だって、くもを金をつかって表現しているんですよ!?
金を重ねたのかな?盛り上げて雲の形にしていました。
屏風はその場にいなかった人にも秀吉の存在感を知らしめることができます。
宣伝力がある秀吉らしいかんじでした。
堺といえば?
堺は商業とものづくりの街です。
鉄砲をつくっていたので重要な場。
それは秀吉だけではなく信長の代からのようです。
ただ支配するよりは自由な場にして稼がせるほうがいいと考えたようです。
代わりに代官を置いていました。
石田三成も一時期いたようです。
また千利休がいたことにより茶道の展示がされていました。
「北野茄子茶入」がきれいでした。
茶道の道具のひとつに抹茶を入れるものがあって「茶入」といいます。
茄子のような形だから「茄子茶入」。
豊臣秀吉の家紋である桐紋がどうどうとありました。
屏風も茶入もきれいでまさに見事でした。
でも人によっては敵の持ち物。
壊されても仕方がないでしょう。
実際こわされたものもあったでしょう。
それでも残っているものは人を惹きつけるなにかがあったのかな?
少なくとも屏風は驚いたしよくできてるなー、こんなの壊せないなって思います。
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