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グリコ森永事件をモデルにした「罪の声」-メンバーの目的がちがいすぎた?- [読んだ漫画/本/雑誌の感想]

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罪の声 (講談社文庫) [ 塩田 武士 ]




読みたい、読たいと思いつつ読めないまま映画化になった本です。
やっぱり面白くって興奮状態のまま買っちゃいました。

■株価操作


企業を脅迫して金をむしり取ろうとするという目的ではない展開になっています。
「劇場型」にして民衆公開にすることで株価操作。

わざと差額を作りもうける算段。

当時のグリコと森永の株価を月間で見れるようにしました。

★森永


森永.jpg


★グリコ


グリコ.png


一旦さがるもののやがて上がっています。
人に死なせずもうけられた可能性が確かにあります。

お金の脅迫はもらえればラッキーぐらいのことだったのかも。

でも声明文を見ると単純に「お金が欲しい」だけではない気もします。

もしかしたら
「世の中をおちょくりたい」愉快犯メンバー 「お金が欲しい」お金に困ってるメンバー 「企業に反骨心がある」思想メンバー
が混在していたのかも?

だから段々仲間割れしていって迷走していった。

■テープの子ども


テープに録音されている子どもに焦点を当てている本作品。

メンバーの親族になっています。

私は何らかの形で勧誘したんじゃないかな、と思っています。

男の子たちは幼稚園(保育園)~小学低学年くらい。
だからほとんど覚えていないことを狙っているんだと思います。

ただ女の子は中学生くらい。
絶対おかしいと思える年代ですよね。

売春をしていてお金をつかまされたのかもしれません。




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